FAQ
よくあるご質問
- Q 調査時の注意点は何ですか
- A. 調査の開始時点でもう結果はほぼ確定していることが多く、特にこれといった注意点はありませんが、虚偽の発言はしないようにしましょう
労基署調査は事前の予防と調査がわかってから対策する初動対応で結果がほぼ決まります。よって調査日当日の言動で大きく調査結果が変わることはほとんどありません。
ただ、調査の際、労働基準監督官からの質問、ヒアリングの回答時に、虚偽の発言はしてはいけません。労基署調査では時に鋭い指摘をされることもあります。その際に労基署より指摘をされることを気まずいと考えて、答えを隠そうとしたり、ごまかしたりしたくなる気持ちが出るかもしれません。しかしながら、その場で虚偽の発言をしてしまうことで、労基署が「不誠実な対応をする企業」であると判断する可能性があったり、疑問に思った点はその確証を得るために、さらに鋭い指摘を受けることもあります。よって下手にごまかしたり、隠したりするくらいなら、潔く「できていません!」と返答したほうが、調査がスムーズに進みます。
また、例えば対応がきちんとできている事項をアピールしたり、できていないことに対して困っていることを相談するなどの事はどんどん発言して頂いて構いません。労基署の調査目的はあくまで労働基準法をはじめとした労働関連法令を企業に遵守してもらうことが目的なので、その達成に向けて困っていることを調査の場で相談すると、逆に色々とアドバイスをもらえることもあります。